検索エンジンで自分の名前を入力すると、自宅の住所、電話番号、年齢、家族の名前が載ったページが見つかることがあります。こうしたページは、公的記録などのデータを集めてその閲覧権を販売するデータブローカーの一種、人物検索サイト(ピープルサーチサイト)によるものです。良い知らせは、ほとんどのサイトで削除を申請できることです。ただし、たいていは最初にメールアドレスを求められます。なお、人物検索サイトは主に米国の問題です。
人物検索サイトが知っていること
一般的な掲載ページには、次のような情報がまとめられています。
- 現在と過去の自宅住所
- 電話番号とメールアドレス
- 年齢と生年月日
- 家族、同居人、近隣住民
- 場合によっては不動産記録、裁判記録、SNSのプロフィール
これらはいずれもあなたの許可を必要とせず、同じデータがサイトからサイトへ複製されることもよくあります。そのため、情報の削除はワンクリックで終わるものではなく、小さな作業の積み重ねになります。
削除申請(オプトアウト)の一般的な流れ
手順はほとんどのサイトで似ています。
- サイトのオプトアウトページや「do not sell(販売しないで)」ページを探します。通常はフッターかプライバシーポリシーにリンクがあります。
- 自分の掲載ページを検索し、そのリンクをコピーします。
- フォームに入力します。ほとんどのサイトでは、ここでメールアドレスを求められます。
- 確認メールを開き、その中のリンクをクリックします。この手順を行わないと、申請は送信されません。
- 数日後にもう一度確認します。削除には数時間から数週間かかることがあります。
サイト自体からリンクされている公式のオプトアウトページだけを使ってください。同じページで有料の「削除代行」を勧める広告やポップアップは無視しましょう。
ここで本当のメールアドレスを使うべきでない理由
削除するには、サイト側は申請が本物である証拠を必要とするため、あなたにリンクをメールで送ります。しかしそれは、個人データを集めることを商売にしている会社にメールアドレスを渡すことでもあります。プライバシーに関するガイドや有料の削除サービスは、こうした申請にメインのアドレスを使わないよう勧めることがよくあります。アドレスがあなたのプロフィールに追加されたり、宣伝用のリストに載ったりする可能性があるからです。
捨てメアドなら、この問題を解決できます。確認リンクを受け取ってクリックすれば、アドレスはあとで消えます。申請と本当の受信トレイを結び付けるものは何も残りません。
捨てメアドを使った手順
- 一時メールを取得し、期間を変更を押します。7日を選びましょう。確認メールの多くは数分以内に届きますが、数日後に2通目のメールを送るサイトもあります。**数日間使える一時メール**をご覧ください。
- アクセスを保存を押してキーを保管すれば、別の端末からも受信トレイを開き直せます。**一時メールのアクセスキー**をご覧ください。
- サイトを1つずつ回り、各フォームに同じ一時アドレスを入力します。
- 受信トレイに届いた確認リンクをすべてクリックします。
- スマートフォンのメモに簡単なリスト(サイト、日付、完了)を作っておけば、どこを再確認すればよいかわかります。
掲載ページごとに別のメールアドレスを求めるサイトもあります。その場合は、ページごとに新しいアドレスを押し、それぞれのアクセスキーを保存してください。
サイトが一時アドレスを受け付けない場合
一時メールアドレスをブロックするサイトも一部あります。その場合は、次の方法があります。
- オプトアウト専用の無料メールアカウントを作り、ほかの用途には使わない。
- あとで無効にできるメールエイリアスを使う。
- 郵送や電話で申請を受け付けているか確認する。対応しているサイトもあります。
そのほかに役立つこと
- 州のプライバシー法。 米国の一部の州では、住民に追加の権利が認められています。たとえばカリフォルニア州は、登録されたすべてのデータブローカーに一度に削除申請を送れる無料の公式ツールを提供しています。お住まいの州の制度を確認してください。
- 検索エンジン。 大手の検索エンジンでは、電話番号や自宅住所が表示される検索結果の削除を申請できます。掲載ページ自体は消えませんが、ずっと見つかりにくくなります。
- 数か月ごとに再確認する。 サイトが新しいデータを購入すると、掲載が復活することがあります。
- 情報源を絞る。 SNSのプロフィールを非公開にし、必要のない場所から電話番号を削除しましょう。
よくある質問
オプトアウト申請に一時メールを使うのは合法ですか? はい。確認リンクを受け取るだけです。他人になりすましているわけではなく、申請はあなた自身のデータに関するものです。
掲載は復活しますか? 復活することがあります。人物検索サイトはデータを定期的に更新するため、削除された掲載ページが数か月後に再び現れることがあります。年に2〜3回は確認を繰り返しましょう。
削除にお金はかかりますか? いいえ。公式のオプトアウトページは無料です。時間を節約できる有料サービスもありますが、同じ手順は自分でも行えます。
米国以外でも使えますか? 人物検索サイトは主に米国の問題です。EUと英国では、データ保護法により、どの企業に対してもデータの削除を求める権利がすでに認められています。
まとめ
人物検索サイトは、多くの人が想像する以上にあなたの情報を公開しており、削除するには数日の夜を費やすことになります。各サイトの公式オプトアウトページを使い、本当のアドレスではなく捨てメアドを入力しましょう。確認リンクはきちんと受け取れ、本当のアドレスは相手のデータベースに載りません。
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